【少年野球】チームユニフォームオーダーのポイント

少年野球団・シニアチームのユニフォームには試合に参加する為の大会規定やルールがあります。
ユニフォーム担当初心者の方々にもチームの大切なユニフォーム作りに失敗しない為の注意点そして為になる3つのポイントを解説していきます。

①予算を決める

ユニフォームの代金は選手のご家庭から集金する事となります。
ご両親の負担にならない設定にすることが重要です。
また、成長期の選手は今着ているサイズが1~2年程度で小さくなってしまう場合がほとんどです。
買い替える頻度も想定に入れましょう。

オーダーユニフォームはカスタマイズによって最終価格が決まります。
その為、注意しなくてはいけないのがこだわりに任せカスタマイズを重ねていく事によって最終価格が当初の予算を大きく超えてしまう心配です。

でも、ご安心ください!ワックオンの価格設定は必要な加工内容を含めたセット価格表示になっています。
後から予算を超過する心配がありませんので安心してご検討頂けます。

また小学生の野球チームには嬉しい学割が適用されて更にお得です!

②仕様を決める

野球ユニフォームの仕様にはマーキングを刺繍加工した「刺繍タイプ」とユニフォームの柄やマーキングをプリント加工した「昇華タイプ」の異なる仕様がある事を事前に知っておきましょう。
「刺繍」「昇華」どちらもメリットがあり特徴が異なります。

刺繡タイプは先染め生地を使用したしっかりとした作りとマーキングの刺繍加工が高級感を演出し「野球らしさ」を感じるデザインが特徴です。
圧着のマーキングとは違い何度も洗濯を繰り返してもマーキングが剥がれる事はありません。

昇華タイプは全面柄やグラデーションなどのグラフィック全般の再現が可能です。
デザインの再現性に縛りが無いので昇華ユニフォームではファッション性の高いデザインが多く採用されています。
昇華プリントの加工技術は生地の特性を変える事が無いので吸水速乾のまま軽量で着心地が良いのが特徴です。
また価格面でも「刺繍」よりも「昇華」方が安価な点も人気の理由です。

最近のトレンドでは昇華ユニフォームが人気の傾向です。
一見、昇華ユニフォームの方ばかりにメリットが勝る印象ですが野球ユニフォームには「野球らしさ」が求められます。
その代表なのが刺繍ユニフォームである以上、根強い人気は揺らぎません。

歴史のある少年野球チームでは既にチームカラーやデザインのイメージがあると思います。
イメージの継承か、新しくイメージチェンジするのか?ユニフォームのターニングポイントです。
ユニフォームの仕様を決める判断の基準としてデザインによって仕様が左右される場合が一般的です。

ユニフォーム作りの第一歩は「デザイン」から始まります。
それと同時に大切なのが刺繍・昇華の仕様を決める事です。
仕様によって「質感」「デザイン」「価格」この3点が決まります。
しっかりと見極めて決めましょう!

③カスタマイズの自由度・オプション内容を把握しておく

メーカーによって対応ができる事・できない事を事前に把握しておく事も重要です。
チームの希望とメーカーの対応が嚙み合わないと後から条件面で支障が生じます。

完成イメージがあるようなら事前にできる事とできない事を確認しておくと良いでしょう。
メーカーの仕様とカスタマイズの内容を把握しておけばスムーズに進める事ができるでしょう。

・希望するデザインが対応できない
・希望する加工内容ができない
・希望する配色(生地色)が無い
・希望の生地が規格に無い
・取り扱いが無いオプションパーツがある


また、公式な少年野球は試合をする上で一般的な草野球よりもユニフォームルールが厳しいです。
例えば出場選手の背番号がキャプテンは「10番」である事、他の選手の背番号も範囲が決まっている。
その為、ほとんどのチームは背番号の表記を「ゼッケン」仕様にしています。
せっかくオーダーユニフォームを作るのであれば同様にゼッケンもシャツのデザインに合わせたものを揃えたいです。
ゼッケンの作成も可能か確認しておく事も大切です。


A社にできる事が他社(B社)では対応不可な事は当然あります。
また、B社の仕様を今度はA社では不可な事も存在します。

大詰めまで進めていたのに最後のここだけが対応ができない
そのような事が発覚し不本意な思いをするのはしんどいですし、他所のメーカーに話を移すのはまた時間と労力がかかります。
できればそのような顛末は避けたいものです。 失敗しない為の3つのポイントさえ押さえておけば大きなトラブルを回避できると思います。
そして、メーカーに問合せをした際にこのポイントを伝えておけばスムーズな進行ができること間違いないと思います。