理想の野球キャップを追求 選べるツバのスタイル

野球ユニフォームはチームのメンバー全員が同じデザインであることがルールです。
キャップについても同様です。
同じ色、正面のチームマーキングなど同じデザインのキャップです。

しかし、同じチームでも個人間で独自の仕様をカスタムして自分に似合う個性を演出できることを知っていましたか?



キャップの自分流カスタマイズ 「ツバスタイル」


キャップの自己演出できるカスタマイズ、それはズバリ「ツバスタイル」です。
ベースボールキャップのツバスタイルの印象を占める割合は大きく、同じデザインのキャップでもツバのスタイルが異なればそれに比例し着こなしのイメージも大きく変わります。

キャップのツバスタイルは2種類に分かれ、ツバがアーチ状の形状の「アーチバイザー」
ツバの形状が真っすぐな「フラットバイザー」の2種類です。


野球ユニフォームのスタイルでは高校野球で見る「アーチバイザー」が伝統的なスタイルで正統派スタイルと思っている方が多いと思います。
尚、近年「フラットバイザー」の比率が多く占めてきています。

野球帽のツバは時代によって固定された形状の時代からファッションとして認知されたスタイルや流行りがあり現在では「アーチツバ」と「フラットツバ」が共存して同じチームでも個々で選ばれ愛されています。







正統派スタイル「アーチバイザー」


「アーチツバ」「曲げツバ」など呼ばれるツバ=バイザースタイルです。
学童野球や部活動の野球に始まり野球活動ではこのアーチ形ツバのキャップが一番身近なのではないでしょうか?
2,000年代以前は野球帽と言えばこの「アーチツバ」だけでした。
目深にかぶるスタイルが一般的でありカッコイイとされていました。
「キャップを目深にかぶりアーチ状のツバで日差しの眩しさを防ぎ、相手チームを見る真剣なまなざし」
アーチタイプには部活動時代から継承された硬派でストイックな野球人のイメージがあります。

ツバの曲げ方にはこだわりがあり独自で曲げたり折ったり、こだわりの「曲げ派」として独自のアーチ度をカスタムしているケースが多いです。。





ファッションスタイル「フラットバイザー」

「ニューエラ」の流行りと共に草野球でも人気の「フラットツバ」「平ツバ」と呼ばれるツバが真っすぐな形状のスタイルです。
ファッションとしての流行りが先行しており「ニューエラ風」と言ってくるユーザーもいる位です。

ファッションでは90’年代のストリートファッションブームのアイテムとしてフラットツバのキャップがブームを牽引したことから始まり、そのキャップとはニューエラ社の「59FIFTY®」が代表されます。
このキャップはアメリカの歌手、俳優などにも愛され認知度はブームとなりました。
何よりもニューエラ社はMLBのほとんどのチームキャップを作っていたので、スター選手がこぞってこの「59FIFTY®」を使用し始めました。
影響力のあるスター選手が使えば憧れる者とすれば真似をしたくなるものです。
MLBの影響を受けるのは日本のプロ野球です。
プロ野球のスター選手であってもMLBのスター選手は憧れの対象です。
近年、日本のプロ野球選手がMLBの選手に影響を受けフラットなツバスタイルのキャップを採用する選手が増えてきました。






キャップの2大ツバスタイル勢力   「アーチスタイル VS フラット」
まさに選択肢は2種いずれか、しかしチーム内では良いバランスで共存しています。

同じチームであっても自信の演出は様々です。
自分に似合うスタイルを演出して、野球ユニフォームをカッコよく着こなしましょう!