こだわりのベースボールキャップ製作する上で最もメインになるのがチーム名を表記するマーキングです。
正面にドーンと付けられたマークはチームの象徴と共にキャップの顔となるビジュアルですので一番シビアにこだわるところだろうと思います。
そして、チーム名も違えば表現も異なるキャップのマークは千差万別です。
好みも各々異なります。
これから野球ユニフォームを作る予定、キャップをリニューアル予定の野球チームに方々に向けてキャップマーキングの解説をしていきます。
最近の野球ユニフォームのシャツはプリント柄の華やかなものが増えてきましたが
キャップのマークに関しては今でも刺繍加工でマーキングすることが主流です。
刺繍のマークは生地の質感と刺繍糸の光沢感が演出となる高級感のあるマークです。
更に立体感をより強調できるようウレタン素材を下地にその上から刺繍加工をすることでより凸の立体感が増す3D刺繍が普及しています。
太い文字は迫力ある表現、そして細文字には繊細な陰影が表現されプリントでは表現できない立体感と高級感の演出が可能です。
野球ユニフォームのキャップマークには大きく分けて2つのパターンに分かれています。
それはチーム名の【頭文字】をマーキングしたものと
チームエンブレム(キャラクターマーク)をマーキングしたデザインです。
草野球のルールでも、チーム全員が同じデザインであることの条件をクリアしていればどちらも問題ないのです。
様々な書体及び糸のカラーでデザインされているので同じアルファベットでも世界観が異なります。
先染め生地の発色と刺繍糸の配色や艶の違いでも全く異なる世界観が生まれます。
また、飾りマークを付け華やかなデザインに変化させることも可能です。
横に並べたアレンジやスペル同士が繋がってマークになっているものまでさまざまな表現が可能です。
アルファベットのワッペンスタイルやキャラクター&チーム名などキャラクター性が前面にデザインされた華やかなマークデザインです。
生地とマークの刺繍糸の色の配色
ユニフォームシャツとのデザインバランス
太い文字/細い文字の凹凸の表現の差(陰影のこだわり)
こだわりだすときりがありませんが満足できるオリジナルキャップを作りたい気持ちは大賛成!
一緒にカッコイイキャップを作りましょう!