野球オーダーユニフォーム こだわりの醍醐味!生地の選び方

スポーツメッシュ

野球のチームユニフォームを作るとなると、
オリジナルのチーム名を付けたりあなたのチームだけに作成する「オリジナルのデザイン」
そしてシャツ・キャップ・パンツに至るスタイルや仕様をカスタマイズできるオーダーメイド製品となります。

オーダーメイドの対応は仕様の一部をカスタマイズできる「セミオーダー」
工程の大半を自分の好みで仕様をカスタマイズできる「フルオーダー」の種類いに分かれます。

野球のユニフォームでも生地やスタイルは決まっていて
チーム名と背番号のみオリジナル対応の「セミオーダー」
フルデザインオリジナルの「フルオーダー」の対応に分かれます。

せっかく自分達だけのオリジナルユニフォームを作るのですから
トコトンこだわって「フルオーダー」で自慢のチームユニフォームを作る事をおススメします!



生地から選べるオーダーメイド



服を購入したときに
「デザインは気に入ったけど生地がもう少し厚いと良いな」

このような事を感じたことはありませんか?
いつもなら、「この現物が売り物だし、まぁしょうがないか」と受け入れるのが自然でした。

しかし、それは既製品のルールであって
フルオーダーメイドでは生地から自分のお好みで選べることを知っていましたか?
ワックオンのオーダーユニフォームの特徴は自分流にカスタマイズできる自由度がとにかく桁違い!
生地から検討して自分流のオンリーワンが作れるのはオーダーメイドの醍醐味です。

着心地、機能性、そしてデザインに合った生地を判断して選定することが可能です。
多種多様、豊富な種類の生地を用意しております。

生地の厚さ、機能性、見た目(生地の織目) を考慮して選ぶ基準が決まっていきます。
そして、同じデザインのユニフォームでも生地が変わるとイメージもガラッと変わります。



アイテムと生地の関連性



野球ユニフォームにおいて使用する生地の分類は大きく2つ
シャツ用とパンツ用に分けられます。

例えば、シャツ用の生地でパンツを作ればスライディングなどの激しいプレーの耐久性に適しておらず
破れ等すぐ破損してしまいます。
そして、破損にとどまらず接触などから身体を保護できずケガの原因にもなりかねません。

逆にパンツ生地でシャツを作ったならば、生地が厚く、スローイングに支障が生じます。
更に、上昇した体温がこもり快適な着心地ではありません。

前述の通り、用途に合った機能性や快適性を向上させる目的を持って
開発された生地を使用するべきなのです。



シャツ用の生地に求められること



シャツ用では「刺繍タイプ」「昇華タイプ」の2つに分かれます。
分かれる理由は、
刺繍でデザインを表現する製作過程=「刺繍タイプ」
プリントでデザインを表現する製作過程=「昇華タイプ」

作り方の工程が異なればその工程に生地の性質・種類も変わってきます。





刺繍シャツ対応生地の紹介

刺繍シャツ


刺繍シャツ用生地に求められる機能はスポーツユニフォームとしての3点です。

①吸水速乾機能

②動きの妨げにならない伸縮性

③先染めカラーバリエーション

プレー中の発汗を素早く解消し、快適な着心地を保つことがスポーツユニフォームとして大前提の条件です。
そして、プレーヤーのポテンシャルを最大限引き出す為にスムーズな可動域を可能とする生地の伸縮性が必須となります。

更に刺繍シャツの生地は生地にはプリントなどの後加工は施さず、
デザインの表現はマーキングの刺繍とカラー違いの生地を縫い合わせデザインを成形していきます。
その為、カラーバリエーションが豊富であれば比例してデザインの幅が広がっていくのです。

ワックオンではお客様のご希望に沿ったデザインに多く対応できるように刺繍用生地を豊富に取り揃えております。



夏用ユニフォームの代表格 【スポーツ・メッシュ】

スポーツメッシュ生地 接写


メッシュ穴が大きく風通しが良く、夏期の過酷な炎天下でも快適な着心地で人気の高いメッシュ生地です。
吸水速乾性の機能が高く、汗をかいても常にサラッとした着心地を保ちます。
メッシュ状の生地なので軽量な着心地も特徴の一つです。
メッシュ穴と刺繍のメリハリのあるコントラストは相性も良く魅力的です。

見た目も涼しげで、軽量素材、吸水速乾なスポーツ・メッシュは夏期用ユニフォームとしておススメです。

スポーツメッシュカラーチャート
豊富なカラーバリエーションを取り揃えています





個性的な織目が特徴 【チェック・メッシュ】

チェックメッシュ 接写


チェック柄のような個性的な織目の見え方が特徴のメッシュ生地です。
風通しが良く、吸水速乾性が高く、常にドライ状態の快適な着心地を保ちます。
もう一つの特徴は凸凹で立体感のある升目状の織目
そして、生地に触れてみると空気を含んだような弾力性を感じます。

チョッと変化のあるメッシュ生地をお探しの方にはおススメです。

チェックメッシュカラーチャート
個性的な生地目の豊富なカラーバリエーション





オールシーズン人気の高い 【クールナイン】

クールナイン 接写


オールシーズン使用される一番人気のニット生地です。
軽量でありながらしっかりとした生地で刺繍との相性は抜群です。
メッシュ生地に抵抗がある方がほとんどクールナインを選んで満足を頂いています。
適度な伸縮性があり体にフィットし、動きやすさは好評です。
また、吸水速乾性も高く常に快適な着心地をキープします。

クールナイン カラーチャート
豊富なカラーバリエーションも人気の理由です









昇華シャツ対応の生地紹介

昇華シャツ 立体


前述で触れた昇華タイプは生地にデザインをプリントして作られる工程です。
プリント方法は「昇華転写プリント」と呼ばれる生地の染色方法です。
生地の上にインクが乗った感じではなく染める加工なので生地の質感を損なわないのが特徴です。
生地の質感をそのまま保てて、フルカラーデザインが可能な昇華プリントは
現在ではほとんどの競技ユニフォームで採用されています。













昇華タイプにも使われる【クールナイン】



クールナインのもう一つの特徴は生地の織目が細かく昇華転写プリントの再現にとても適していることです。
全面プリントやグラフィックなデザインも奇麗な発色と再現性で表現されます。
昇華は生地の性質を損なわないのでクールナインの吸水速乾性のポテンシャルはそのままで快適な着心地を保ちます。

クールナイン生地 先染めと昇華プリントの比較








更に軽量版 【130クールナイン】



クールナインの機能をそのままに更に軽量化した昇華タイプに特化した生地の登場です。
利点はやはり軽量化です。
具体的に数字でお伝えすると、生地の重量は1㎡の重さで表します。

①クールナイン   170g/1㎡
②130クールナイン  130g/1㎡

1㎡辺り40g程度の差ですが着心地の違いは充分軽量化を実感できる内容になっています。
クールナインよりも軽量化を追求する方におススメです。

クールナイン 130クールナイン比較画像
クールナインと130クールナインのカラーチャートの比較画像です。
生地の織目そしてプリントの発色はクールナインとほとんど同じで見極めできないくらいです。







より軽量を追求する方向け 【ATB-100 】


100g/1㎡の最軽量生地のATB-100 。
クールナインよりも生地の織目はきめ細かく
プリントの見え方も繊細に再現されます。

ATB-100  クールナイン見比べ
クールナインとATB-100 の見比べ画像
発色はほぼ同等の再現度です。
ATB-100 の方が生地の織目がきめ細かくなっています。






キャップ用の生地に求められること




キャップの生地に求められる機能は通気性です。
そして基本的に先染め生地+刺繍マーキングの構造となります。

そうなると前述で紹介した刺繍シャツの生地で充分条件をクリアしているのです。
いや、シャツ&キャップがコーディネートの必須となる野球ユニフォームでは
シャツと同じ生地を使われるのは必然的な事なのです。

2点セット画像








キャップ用として人気の高い【Mニット】

Mニット接写

キャップに特化して使用される人気生地が【Mニット】です。
生地の厚さがしっかりしていて織目がきめ細かく
刺繍マーキングとの相性が抜群なのがMニットの特徴です。

シャツとコーディネートさせる場合、シャツの生地と同じ生地を選定されることが多い中、
キャップ単体のケースでは【Mニット】を選定されるケースが多い人気の生地です。

Mニット カラーチャート









パンツ用の生地に求められること



スライディングやゴロの捕球で膝を地面につけるなど
「パンツ」はユニフォームの中で一番酷使されるパーツであり
それらプレー時の接触や摩擦から身体を守る役割も担っています。

求められる機能の条件は
・強い耐久性
・動きを妨げない伸縮性
・快適な、はき心地

この3点が求められます。



パンツ専用に開発された【スパンニット】

スパンニット 伸縮画像



スパンニットの特徴は

・しっかりとした生地厚
・耐久性が高く、丈夫で破れにくい
・走 攻 守 動きを妨げない伸縮性

そして、一番泥汚れが激しいのがパンツです。
シャツはきれいでもパンツだけは常に泥まみれで帰宅していませんか?

スパンニットのもう一つのメリットは汚れが落ちやすい事なのです。
汚れが落ちやすい理由は
生地の織目が非常に細かく、汚れが繊維の奥まで入り込まないので
洗濯時には汚れが落ちやすくなるのです。













生地の特徴や機能性を知るとシチュエーションに合わせた生地の選定が適正にできます。

・いつ着るのか
・着心地の優先度
・見た目

様々な条件を検討して納得した生地選びをして頂きたいです。
ここまでこだわれるのはオーダーメイドの醍醐味ですね!

オリジナルティ溢れる、カスタムユニフォーム作りを応援します。