これだけは押さえたい野球オーダーユニフォームの作る前のポイント

友人、知人、仲間が集まり軟式野球チームを結成したらすぐにでもユニフォームが欲しくなると思います。
野球ユニフォームは既製品とは違い「オーダーメイド」で作られます。
計画なしに勢いだけに任せて作ってしまった結果、不本意な出来上がりで反省しないように事前の計画をしておくことが大事です。

今回は無計画にオーダーを進めた為に失敗をしない為に事前にチームメイトと話合いユニフォームオーダーに備えるべきポイントを解説していきます。




事前に決めておくべき事


オーダーメイドの製作を進める為には
「どのようなデザインにするか」「チームマーキングはどんなスタイルにするか」「チームカラーは何色?」
などデザインなどを提案する上で様々な質問が待っています。
ノープランの状態だとその都度メンバーに確認する事となり後手が災いするとレスポンスのリズムが悪くなりモチベーション低下になりかねません。
そうならない為にも事前にチームの統一見解を整理しておくのが良いでしょう。
少なくてもこちらに挙げる項目はチーム内で見解を押さえておけばかなりスムーズに且つ、失敗を回避する事ができるでしょう。




チーム名


ワックオンに問合せが来る時点で名前が決まっているチームがほとんどです。
しかし、中にはまだチーム名が決まっていないチームからの問い合わせがあったのですが名前すら決まっていない段階では何もプランが固まっておらず
そのようなケースでは、結局「改めて連絡しま―す」といった顛末になることがほとんどでした。
チーム名はユニフォームシャツの胸にドカーンとマーキングされるチームの顔となるメインの項目ですのでまずはチーム名を決める事から始めればきっとチームの士気も高まっていろいろな項目も話がまとまっていくかと思います。



デザインの方向性

デザインカテゴリー


大まかな方向性は決めておくべきだと強く推奨します!
メーカーへデザイン依頼をお願いすればプロのデザイナーが的確にそして驚くほどレスポンスよく対応してくれます。

しかし、メーカーの多くはデザイン修正や変更の対応の回数に上限を設けています。
ノープランで挑むといろいろな方向性のデザインに興味が分散し上限回数では足りなくなってしまうだけでなく
チーム内の見解がまとまらず、どのデザインにしたらよいのか迷走しかねません。
メーカーに問合せをする前にチーム全体の方向性をまとめておくことをおススメします。

ワックオンのデザインラインナップでは
「王道スタイル」「近代スタイル」「グラフィックスタイル」「ワックオンスタイル」
4つのカテゴリーにデザインが仕分けされています。
好みのデザインを見つけ更にシミュレーションでアレンジを加えられるようになっています。




ユニフォームの仕様は2種類(刺繍と昇華)

刺繍と昇華


デザインの方向性と共に知っておくべきことは野球ユニフォームの仕様は
チームのマーキングを刺繍加工した「刺繍タイプ」と全面プリント加工の「昇華タイプ」
この2種類と言う事です。

各々違う特徴の仕様で、それに伴いデザインにも大きく影響しますのでこの仕様については事前に把握しておくべき項目です。
刺繍タイプと昇華タイプの比較についてはこちらのコラムで解説しているので是非参考にしてみるとよいでしょう。
コラム 「刺繍と昇華の違い 選び方」




いつまでに必要か


チームユニフォームが必要な時は大会の試合時です。
(練習や知人のチームとの非公式試合ではユニフォームの着用は義務ではありません)

せっかく大会で試合を組めてもユニフォームが間に合わなくては出場ができなく台無しです。

そして、各メーカー製作期間(納期)はそれぞれ異なります。
更に、納期は問合せ時期から起算されるのではなくオーダーメイドでは
デザイン他諸々が決まりお金の先払いを済ませた時点から製作スタートの場合がほとんどです。

試合日の予定が決まっているのであればその日からの逆算をして
デザインが決まるまでの期間、メンバーから集金してお金を振り込むまでの期間を想定して進めなければいけません。

このスケジュール管理は重要ですので幹事さんはしっかりと把握をしておかなければなりません。



予算


気の知れた仲の良い仲間が集まろうがお金に関してはデリケートに扱わなければなりません。
「大体この位であれば皆も納得するだろう」と浅はかに事後報告の先には価値観の相違で意見が異なり揉める事になりかねません
どんなにフランクな間柄であろうと金銭に関わることはとても繊細に扱わなくてはいけません。

その為には事前に予算を決めて、その予算を超えそうな状況を察知したら事前の確認を怠らないことがチームの輪を乱さないコツです。
しっかりと予算を立ててメーカーと向きあいましょう。



発注までの流れを把握しておく

オーダーガイド


オーダーメイドで服を作るのなんて多分初めての方の方が多いと思います。
何から進めればいいのか?
どこを重点的に検討したらいいのか?「もしかしてメーカーのメリットに誘導されていない?」なんて不安にならない為にも
事前に大まかな流れを把握しておけばメーカーから進行にあたっての提示内容に理解や対応ができるので安心です。




あなたのチームは「お任せ派?」「カスタム派?」

カスタマイズ


ユニフォームのオーダーメイドはあなたのチームの為だけにデザインや仕様のカスタマイズが可能です。
こだわりだしたらきりがないほどのアレンジが可能です。
そこで、どこまでこだわるのか?
目先のカスタムを全力で切り拓いていくだけではゴールが見えません。
事前に完成品のイメージが固まっていればそのゴールをメーカー担当者に伝えうまく誘導してもらう方法も有りかと思います。

しかし、カスタマイズの先に想定を超えた未知の仕様も魅力的です。

この加減は両者が混在すると収拾がつかなく空中分解しかねない状況を生んでしまう可能性もありますので進行の中で
どこまでカスタムできるかなどアレンジの可動域を確認しておくことが大事でしょう。




クオリティーの確認


チームで発注する場合では自分以外の分も責任を負う事となります。
また、ECサイトの買い物は実物を見ないで発注する不安は否めません。
ワックオンではサイズの検証と共に生地の質感や発色など製品のクオリティーを確認して安心して発注して頂けるように
試着サンプルの貸出しを行っています。
現物を手にして試着までできれば安心ですね。




問合せ方法のトレンドはLINE


近年の賢い買い物は「ECサイトSHOP」と言う事は皆様に認知されています。
そして問合せはEメールというのが主流でした。

更に進化した今ではユーザーの主流はPCよりも「スマートフォンファースト」になっています。
思いたった時に問合せを
サクサクと機敏なレスポンスが求められ連絡の手段がEメールよりも反応が早いSNSが主流に変わりつつあります。
オーダーメイドは諸々の決定までに確認のやり取りが何度も必要です。
だからこそSNS特に「LINE」を導入したことでレスポンスが格段に向上したのです。

もう1つのメリットは共有性の利点。
前述の通り連絡等はSNSが主体となっている中、「LINEグループ」でメンバーと連絡を共有しているチームが多いと思います。

まさにユニフォーム会社から送られてきたデザインなど情報をサクッとグループに転送すればレスポンスも早く共有ができて良いこと尽くしです。




チームのメンバーには各々役割分担が任されていると思います。
そして、ユニフォーム担当の幹事さんには今回解説した内容がヒントとなりチームの皆に満足してもらえるユニフォームが完成できる事を願っています!