野球オリジナルユニフォームオーダーのよくある失敗例

野球チームのユニフォームのほとんどはオリジナルのオーダーメイド製品です。
オリジナルで作った製品は完成品は気に入らないからと言って
返品や、交換を求めても対応ができません。
お店側に責任のある不良の内容以外は交換などの対応は受けてもらえません。

オーダーメイドはキャンセル 交換ができない

その理由は、オーダーメイドはあなただけに作られた特別な製品なのです。
気に入らないとキャンセルをした製品はあなた仕様の製品であって
他の人からはニーズの無い製品なのです。

しかし、初めてのオーダーメイドでは
「思ったのと違うので交換したい」
「試合に間に合わないからもういらない」
「できればキャンセルしたい」

こんな本音のケースもあります。
このような事になった原因はメーカーが失敗したのでしょうか?
メーカーが交換やキャンセルに応じなかった場合でしたら、
原因はメーカーの不手際ではない可能性が高いです。
オーダーの際に選定や了承を判断したあなた側に原因があるかも知れません。

これからオーダーユニフォームを検討中の方々には、気持ちよく、そしてオーダーメイドを楽しんでもらうために事前に失敗例をお伝えして回避して頂きたいと思っています。

失敗事例:納期が間に合わない

早々に、一番キツイ失敗例です。
ユニフォームが間に合わなければ試合に出る事さえできません。
取り返しのつかない一番最悪の失敗と言えるでしょう。
何としてもこの失敗だけは避けなくてはいけません。
原因は一体何だったのでしょうか?
そして、この失敗を回避するにはどうしたら良かったのでしょうか?

納期はしっかり計画を立てる

ユニフォームの製作期間は45日間位が 一般的にと言われています。
しかし、この45日間は工場の生産期間だと言う事を理解しておいてください。

例えば試合日が決まっていて必ずユニフォームが必要となれば
ユニフォームの話を進めるスタート日はこうなります。

【45日間+発注までの期間】=納品日
・発注までの期間とは下記を含めた工程です

・デザイン決定
・生地等ユニフォームの仕様決定
・メンバー表を含めた発注書(最終見積もりが発行されます)
・振込
*この時点で製作がスタートされます。
発注までの期間 】とはこの一連のやり取りの期間です。

納期に失敗したほとんどの原因はこの【発注までの期間】を見誤た事が理由と思われます。

回避する為の対策:事前にメーカーに必要な日程を伝える

ワックオンではお問い合わせ頂いた際にこの項目を必ずヒアリングしております。
重要なのは必要な日程に間に合わせる為にはいつまでに決定をしてもらわなくてはいけないタイムスケジュールを管理する為です。

ワックオンの納期は発注後、約4週間でお届けです。
この生産期間を背景にお客様とデザインから仕様の決定スケジュール管理を行う事で必要な希望日にしっかりと間に合わせて参ります。

失敗事例 デザインがなかなか決まらない

いつまでたってもデザインが決まらない、
デザイナーが作成するデザインは基本3回まで4回目以降は有料の設定が一般です。

チーム内でデザインプランがコロコロ変わり迷走してしまって決めたいデザインがわからなくなってきてしまった。
デザインが決まらないと次のステップへ進めなくてモチベーションも下がってしまいかねません。

回避する為の対策:デザインの方向性は事前に決めておく

まず事前にどのようなデザインの方向性にするのかチームの統一見解をまとめる。
ここさえブレなければ修正箇所はあってもゴールを見失うことはありません。

【 ワックオンのデザインなら方向性が選びやすい 】

デザインカテゴリー

ワックオンのデザインラインナップは4つのカテゴリーに分かれており
カテゴリーがデザインの解説を役割を果たしわかりやすく
且つ、自分たちの好みを見極める事ができます。

【デザイン決定までのスムーズな流れ】

①デザインラインナップからお気に入りのデザインを選ぶ

②選んだデザインをシミュレーションで進化させる
 選んだデザインをタップするとそのデザインでシミュレーターが開き、
 様々なディテールをより具体的に好みに仕上げられる

③ 仕上げはワックオンデザイナーにお任せ。
選んだデザインからリンクした問い合わせフォームに修正点や変更点のコメントを入れて送信
ワックオンのデザイナーが希望通りのデザインを作成します。
(驚くほど迅速ですよ)
変更点、微調整の際にはわがままリクエスト大歓迎です!テクノロジーとデザイナーの経験とそしてワックオンの人情で何でもお応えします!
この段取りで進めていけばデザインに迷い行詰ることもなく最短の時間で希望通りのデザインが完成します!

発注後に発覚した失敗例

完成品が出来上がった後では取り返しがつかない確認ミス、そして「良かれと思った判断が裏目に出てしまった」「イメージしていたものと違った」「確認しておけば良かった」そんな失敗はチーム全体を巻き込み悲しい出来事としてチーム年表の1ページ目に反省と後悔として記されてしまいます。そんな悲しい失敗例の数々を挙げていきます。

失敗事例 値段重視の判断 格安会社に発注で失敗 クオリティに満足できない

幹事さんはチームメンバー皆の財布事情を気遣い、調べたユニフォーム会社の中で一番安いところに発注をしてしまいました。
結果は…とても残念なクオリティ。「安かろう悪かろう」の代表例に引っかかってしまったわけですね。
たとえ安い価格だろうとチームからは粗悪品を買わされた印象になり良かれと思った幹事さんの判断が裏目となってしまいとても悲しい結果です。

解説:格安な価格設定ができるには裏付けされた理由と方法が必ずあります。
企業努力のコストパフォーマンスなのか、
単に低価格に見合ったレベルの製品なのか
しっかりと見き分けなければなりません。


【そのような事態にならない為に!】

実はワックオンは低価格を一番の売りにしています。
カッコイイユニフォームを低価格で供給することは草野球ユーザーへの一番の応援と信じているからです。
但し、製品のクオリティが粗悪では当然話になりません。
低価格で供給できる裏付けがしっかりとあるのです!
それは工場直結で中間業者が一切ない流通形態が安さの秘密です。
詳しい解説はコラム【激安の秘密】で詳しく説明しています。
ワックオンのユニフォームは国内最安と言えるコストパフォーマンスなのにクオリティは豊富な実績の流通で実証しています。

失敗事例 サイズが合わない

完成品が到着しメンバー全員早速着てみたところ
「あれっ?なんか小さいな(キツイな)」
「おれば思ったよりもブカブカだけど…」
イメージしていたサイズと微妙に違う。
背番号/背ネーム(本人の名前)合っていますか?
そしてサイズ表記は自分が申告したサイズになっていますか?
確認したところ発注書通りの内容に間違いはないようです。

ではメーカーが表記と実際のサイズを間違えたのか?早速不良対象の間違いが発覚したのか?

メーカーにクレームを告げる前に振り返ってみて下さい。メーカーが表記しているサイズ表を確認していましたか?
「Sサイズ対象者は身長○○㎝ 胸囲○○cm 範囲内の体格の方推奨」このような数字が記載されているサイズ表です。
到着した製品を計測してみると記載内容通り合っていました。
皆さんが認識しているS・M・L・O・XOと表記しているサイズの数字なのですが実は各社微妙に異なっているのです。
極端な例は国内サイズとアメリカンサイズの違い。普段国内サイズLを着ているのに、アメリカンサイズではSでちょうどぴったりだったなんて経験ありませんか?
もちろんそこまで極端な差異はもちろんありませんが国内メーカー各社が推奨する着心地やサイズ範囲の判断はそれぞれ異なり、各メーカーのサイズ表記と実寸の差異は5㎝前後位生じていても不思議ではありません。

【そのような事態にならない為に!】
実際のサイズを現物検証する事を推奨します!ワックオンでは無料で試着サンプルの貸出しを行っています。実際に試着してサイズを確認して発注をして下さい!

試着サンプル

失敗事例 シャツの生地が気に入らない

完成したユニフォームの生地が思っていたものと違った。
こんな思い違いから生まれた失敗です。
「メッシュ系の生地と思っていたのに生地が違っていた」
「生地が安っぽい」
「生地が厚い、重い」

ユニフォームのシャツを決める時には注意点があります。
それは刺繍スタイルと昇華スタイルでは生地の種類を選ぶ条件が異なる点です。
刺繍スタイルは複数の種類からお好みで生地を選ぶことが可能です。
夏期中心の活動でしたら「メッシュ生地」そして年間を通して活動をするのならば「ニット系」と選択が変わってきます。

片や昇華スタイルはプリント加工となる為、
プリント加工に優れた決められた生地となります。
野球ユニフォームはスポーツ生地としての機能性を持ち合わせていますので、
それぞれ特性が異なります。
適当に選んでしまうと後悔につながりますのでしっかりと検証して選んでください。 

【そのような事態にならない為に!】

こちらも同様に現物検証を行うことを推奨します。
試着サンプルをご利用ください。
すべての種類が確認できる内容でアソートセットで用意しております。

刺繍タイプであればメッシュ系からニット系迄、複数の種類から選ぶことができます。手に取って生地の違いを検証して選んでください。

失敗事例 デザイン画と完成品の生地カラーが微妙に違う

デザイン画では細部までこだわり抜いた自信の決定デザイン。
完成品と見比べると色がデザイン画と微妙に違う?違う気がする。
でも、チーム全員に意見を聞いたところ
「こんなもんだと思った」
「俺は違った」
意見が分かれ、消化不良状態。
デザインにこだわりが強かった分デザイン画と完成品の見え方が異なることに不満を感じる意見。

注意点:

デザイン画の確認はPCですか?
スマホですか?
発色のイメージは皆さん共通の認識ですか?

皆さんのデバイスで映る発色の見え方は 実は 微妙に異なります。
自分のスマホではパープルの印象で見えていたカラーが
別の方のスマホではネイビー系の印象だったり、
カラーによって多少異なります。
そのような相違が生じる可能性があることを覚えておけばデザインを決める時に声を掛け合い確認ができるので対処法につながるかも知れません。

デザイン画はあくまでもイメージイラストです。図面ではありません。
そして完成品はデバイスでみるデータ上の平面でなく具現化した生地です。
刺繍スタイルは先染め生地、
昇華スタイルはプリント発色で生地の種類で発色自体も異なります。

デザインと完成品見比べる
イメージデザインと完成品の比較です



事前に「デザイン画はイメージデザインと捉えてください」と前置きをしていますがお客様としたらイラストがそのまま現物になると解釈するケースは少なくありません。

【そのような事態にならない為に!】



先ほどと同様、試着サンプルを申し込んで実物の生地を見て確認する事をお勧めします。
申し込みの際に、刺繍スタイルならば「デザイン画の生地色を見たい」
昇華スタイルならば「発色カラー見本を同封希望」とお伝えください。
事前に現物の生地カラーを確認しておけばデザイン画と現物の完成イメージは共有できるはずです。

以上、ここまでの失敗事例を参考にしてユニフォーム作りを進めていけばきっと満足いく素敵なチームユニフォームが完成する事でしょう!

チーム歴史と共にユニフォーム会社も一緒に寄り添い歩んでいきます。
このコラムに挙げた失敗に陥らないようにしっかりとしたリサーチ、そして良いユニフォーム会社とお付き合いしてください

ワクワクするようなカッコイイユニフォームを作りましょう。