野球ユニフォーム【配色のアレンジ パート2】

4色のチームカラーの配色実験!!
複数の色ってどんな組み合わせがいいのか?!


最近のユニフォームでは色々な模様や柄が使われていて
デザインの自由度が高くなっています。
ユニフォームのデザインに幾何学模様やアニマル柄を取り入れたいのだけれど
柄や模様ってチームカラーに合わせるにはどんな配色にしたらいいの??って疑問に思いませんか?
そこで今回は異なる3種の配色パターン
①『キーカラー1色があるパターン』
②『同系色パターン』
③『異なる系統の色の組み合わせパターン』

で模様の色使いをプロ野球チームの3チームのチームカラーで実験してみたいと思います。


まず最初は①『キーカラー1色があるパターン』を読売ジャイアンツのカラーで試してみましょう。
キーカラーはもちろんジャイアンツカラーのオレンジ。そしてブラック、ホワイト、グレーの4色です。




配色①、③はオレンジの使用面積が広いのでオレンジの印象が強いのは当たり前なのですが
配色②のように差し色でもしっかりキーカラーを主張できています。
全体的な印象はやはり無地部分で決まってきます。
配色①オレンジならバランスのとれた印象に。
配色②ブラックならボディーラインがしまって見えます。
配色③ホワイトなら明るい印象が強まります。



つづいては②『同系色パターン』。中日ドラゴンズのカラーで構成します。
ブルー系の3色+ホワイトの計4色です。



同系色だとやっぱり全体的に印象は近くなりました。
例えるなら
配色①は南国風(賑やかで楽しい印象)
配色②はマリン風(少し落ち着いた大人のおしゃれ感)
配色③はオーシャン風(海、波を連想するもの)
といった感じでしょうか。



最後は③『異なる系統の色の組み合わせパターン』をヤクルトスワローズのカラーです。
ネイビー、レッド、ホワイト、ライトグリーン。



明るい4色の組み合わせだと、どの配色も賑やかでポップな印象になります。
その中で、どのカラーを脇に持ってくるかで全体の印象をまとめています。
配色①ならレッドのエネルギッシュな印象が増しています。
配色②ならライトグリーンで全体の柄の印象を落ち着かせてます。
配色③ならホワイトによって柄の入っている部分をより主張しています。

いかがでしたでしょうか?
同じチームカラーの中でも、柄の細かい配色でチームの印象をより理想的に演出できるんです。
新しいユニフォームの配色に迷った際にはぜひ参考にしてみてください。