はじめての草野球　使用可能なバット

草野球で使用可能な軟式バットには様々な種類があります。

今回は草野球用のバット選びのポイントと、おすすめのバットを紹介していきます。

1.バット選びのポイント

1-1.バットの素材

軟式バットの素材には大まかに分けると、「金属バット」「木製バット」「複合バット」などがあります。

【金属バット】

アルミ合金やジュラルミンなどを使用したバットで、折れることは滅多にない頑丈さと、木製に比べて飛距離が大きく上回ることが特徴です。

【木製バット】

木製はその名の通り木を材質にしたもので、耐久性が高い”竹”から作られているものもあります。

金属バットに比べて飛距離が出ない上に折れやすく、手入れが難しいので初心者向けとは言い難いです。

雷対策やトスバッティングなどの練習用に使用されることがあります。

【複合バット】

カーボン、ウレタン、FRPなどを使用したバットで、高価ですが飛距離性能

1-2バットの重さ

バットを選ぶ際には重さも大切なポイントになります。

一般軟式用のバットの重さは650g〜900gで、最も標準的な重さは720g前後です。

重量が重ければそれだけ飛距離が出るようになりますが、しっかりと振り切れるような重さでないとスイングスピードが落ちてしまい、飛距離も落ちてしまいます。 バットコントロールがしっかりでき、自分が振り切れると感じる最大の重さのバットを選ぶことがポイントです。

 1-3バットの長さ

長さに関しては一般軟式用はほとんどの製品が83cm、84cm、85cm程度のものがほとんどなので、あまり選択肢はありません。

バットが長い方が遠心力が効き飛距離がでやすくなるので、長めのバットにするのがおすすめです。

スイングした時に長いと感じたら、バットを少し短くすることで調整もできます。

1-4.バランスタイプ

バランスとはバットの重心の位置を示したものです。どんなスイングをするかによって、向き・不向きが分かれます。

バットには以下のようにバランスタイプが3つあります。

【トップバランス】

バットの重心が先端側にあるのが特徴です。

遠心力を使って遠くに飛ばそうとするスイングに向くバットです。

【ミドルバランス】

バットの重心が中央にあるのが特徴です。

飛ばすことよりバットを少し短く持って、ミート中心の打撃に適しています。

【カウンターバランス】

バットの重心がグリップ側にあるのが特徴です。

遠心力があまり効かなくなり飛距離が出にくくなるのですが、バットが軽く感じるためミートがしやすくなります。

2.草野球でおすすめのバット

【ミズノ ビヨンドマックス】

草野球で一番人気と言っても過言ではないのが、ミズノのビヨンドマックスです。

軟式野球で一番飛ぶと言われていて、ウレタン系の柔らかいタイプとカタリストなどの硬い金属タイプがあります。

金額は3万円以上するので高額なバットになりますが、飛距離は他のバットと比較すると格段に違います。

【SSK MM18】

人気メーカーのSSKから発売されている複合バットです。

ウレタン層が非常に厚いのが特徴で、飛距離に期待できるバットです。

【ZETT　ブラックキャノンX】

軟式複合バットでおなじみのZETTのブラックキャノンXの最新作です。

カーボン材を使用し、高強度かつ高い伸び特性を持っています。

トランポリン効果を生み出すようなバットになっており、打撃部のストレート長を、従来よりも長めに設計することで反発性能を強化しています。

【アシックス　BIGFLYING 大谷翔平モデル】

ヘッドは太め、グリップは細めで、素材はグラスファイバー（ガラス繊維）です。

近年の軟式用バットは打球を飛ばせるウレタン素材が主流になっていますが、対してグラスファイバーのバットの特徴は打感です。

金属やガラス繊維は素材が硬いので、インパクトの衝撃が手にも伝わってくるので、ボールを打つときの感触が好きな方向けのバットでもあります。

【まとめ】

今回は草野球用のバット選びのポイントと、おすすめのバットを紹介しました。

ご自身の体格や特性に合った軟式バットを選んで、最高のパフォーマンスを実現しましょう。

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