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ポジション別 グローブの違い

野球のグローブは守るポジションによって形状が違います。

大きく分けると、野手の「グラブ」と一塁手用の「ファーストミット」、捕手用の「キャッチャーミット」の3タイプです。

さらに野手用のグラブでも、ピッチャー、セカンド、 ショート、サード、外野手用で大きさや形が異なります。

今回の記事ではポジション別のグローブの違いを紹介します。

1.ピッチャー用

投手用グラブの特徴は、バッターから球種がバレないように、グローブのウェブから手元が見えにくくなっているところです。

また、バッターとの距離が一番近いポジションのため、ピッチャー返しなどで、自分の身を守る為に大きなグラブを使用する選手が多いです。

2.キャッチャーミット

キャッチャーだけはルール上「キャッチャー ミット」を必ず使用しなければなりません。

キャッチーミットの特徴は、見た目でも分かる通り形状が独特で捕球面が大きく、その分、他のグローブと比べて重量があるところです。

3.ファーストミット

内野手からの送球、色々な種類の打球など広範囲に及ぶため、ポケットの深いものが多く、ネットが長く作られています。

革の面積が大きい分、キャッチーミット同様に重量感があります。

4.セカンド用

内野手用のグローブの中でセカンド用が一番小さいです。

捕球からスローイングへスムーズに移行できるよう、ボールをすぐに握り直せるように操作性を重視した浅いポケットとなっています。


5.ショート用

ショート用のグローブは、セカンド用よりもやや大きいです。

ショートは鋭い打球が来ることが多いので、セカンドと同様に、握り替えがしやすいよう捕球面を浅くして、当て捕りできるような型で使用されることが多いです。


6.サード用

右打者の強烈な打球にも備えられるよう、他の内野手用グローブと比べると捕球面のポケットが深く、少し重めです。

捕球時にはボールを取ると言うよりも、強い打球に負けず、「掴む」イメージです。


7.外野手用

外野手用のグローブの特徴は、他のポジションのグローブより長いことです。

その理由は、フェンス際のボールやフライを捕ることが多いからです。

左右のボールの処理をする内野手用とは違い、上下の動きを重視する形状となっています。



8.オールラウンド用

複数のポジションを守る人向けに作られているグローブです。

これといった特徴はなく、見た目は内野手用グローブに似たものが多いです。

野球を始めたばかりの方や、まだポジションが決まっていない方におすすめです。


9.まとめ

今回は、ポジション別のグローブの違いについて紹介しました。

野手は、必ずしもポジションごとに合ったグラブを使用しなければならない訳ではないので、ご自身のプレースタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。

グローブの違いを知った上で、野球を見たりプレーしてみると、また違った面白さを発見することができますので、ぜひ参考にしてみてください。



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